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04
2008
浄土宗のメリット
浄土宗は衝撃的な宗派でした。画期的とも言うべきでしょうか。貴族や武士などの上流階級のみならず、庶民にまで広まったことには理由があります。浄土宗ができて800年近くが経ちます。これだけ長い年月をかけても廃れない理由は心のよりどころになる何かがあるからに違いありません。
浄土宗は老いも若きにも親しまれている宗教です。念仏は今を生きる力になり、今を生きる喜び、また安らぎとなります。これほど心落ち着ける宗教があるでしょうか。浄土宗を信仰することは、念仏の中で生きることです。尼僧になれと言っているのでは決してありません。心の中に阿弥陀様を持つのです。
浄土宗の教えに心を打たれました。阿弥陀仏のお慈悲の心は全ての人に平等です。中でも『南無阿弥陀仏』と念仏を唱えるか否かで救いが決まると言われています。浄土宗が信仰されたことには理由があります。厳しい修行に耐えたもの、財力のあるものだけが、必ずしも救われるわけではないという教えだからです。
浄土宗では念仏の中に行き生かされると言います。全ては阿弥陀仏の御心次第です。何事も自分が決定するのではなく、阿弥陀仏の御心によって決められるわけです。浄土宗がやっと理解出来たような気がします。その考えに賛同出来るまで、長い年月がかかりました。私も年をとったということでしょうか。